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熊野古道で道普請 JR西日本和歌山支社の社員や家族ら

 和歌山県田辺市本宮町の熊野古道でこのほど、JR西日本和歌山支社(川井正支社長)の社員ら約270人が古道の維持、修復活動をする「道普請」に取り組んだ。同支社としては7回目で、皆で土を運んだり、道具を使って土を突き固めたりする作業に汗を流した。

 世界遺産の保全と活用のため、企業や団体、来訪者に道普請や清掃などをしてもらう県の「10万人の参詣道『環境保全』活動」の一環。JRの社員や家族、OBらが参加し、県世界遺産センター(田辺市本宮町)の職員の指導を受けながら、熊野古道2カ所計約50メートルに約4トンの土を補充した。

 道普請に参加するのは今回で2回目という石野恵美さん(29)=新宮市=は「タコ」という道具を使って土を突き固める作業に挑戦し「重たくて大変だが、皆さんが安全に歩きやすいようにと思って頑張った」と笑顔。川井支社長(56)は「道普請に取り組むことによって社員の社会貢献意識を高めたいし、この地域と良いパートナーであり続けたい。今後もできる限り続けていければ」と話した。

 世界遺産センターの辻林浩センター長(71)は「自分たちで世界遺産を守ろうという意識が高まってくれたら大変ありがたい。今後も足を運んでほしい」と話していた。


【熊野古道で道普請に取り組むJR西日本の関係者(和歌山県田辺市本宮町で)】

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