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汗流して道普請 花王の社員

 和歌山県田辺市本宮町伏拝の伏拝王子近くの熊野古道でこのほど、花王和歌山事業場(和歌山市)の社員102人が熊野古道を維持、修復するための「道普請」に汗を流した。

 世界遺産の保全と活用のため、企業や団体などに道普請などをしてもらう県の「10万人の参詣道環境保全活動」という取り組み。花王和歌山事業場では2012年度から道普請を続けており、今回で5回目。

 この日は伏拝王子から熊野本宮大社の方面へ300メートルほど行った熊野古道で取り組み、古道約20メートルに約4トンの土を補充。参加者は県世界遺産センター(田辺市本宮町)の職員らの指導を受けながら、土が入った袋を人力で運んだり、「タコ」という道具を使って土を突き固めたりした。

 初めて参加した喜多康裕さん(33)=和歌山市=は「土を固める作業は思った以上にハードだった。歩かれる方の安全のために少しでも役に立てたのでは」と笑顔。同事業場地区サービスセンター環境グループの飯塚直樹グループリーダー(49)も「世界遺産の保全に関わることができて光栄。今後も続けていきたい」と話していた。


写真【伏拝王子近くの熊野古道で道普請をする参加者(和歌山県田辺市本宮町伏拝で)】

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