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世界遺産追加登録記念し出版

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録を記念した本「神々が宿る聖地 世界遺産 熊野古道と紀伊山地の霊場」が5日、ブックエンド社から発刊される。真砂充敏和歌山県田辺市長ら10人が執筆。熊野古道の魅力や地元の保全活動などを紹介している。

 本は「紀伊山地の歴史と世界遺産の概要」「座談会」「紀伊山地の自然と信仰」「熊野古道を守るために」の4章で構成。A5判、176ページ。1800円(税抜き)。

 真砂市長は企業や学校、観光客がボランティアで熊野古道を修繕する「道普請」や市内の小中学生が熊野古道の文化を学び、伝える「語り部ジュニア」、世界遺産の巡礼道、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」との連携などを紹介。

 「人と自然とが共生する考え方が文化的景観として認められ、世界遺産に登録されている。その意味を忘れてはならない」「世界遺産を守るには、地域を守り、人を育てる総合的な政策が必要」などと論じている。

 執筆陣には、県世界遺産センター長の辻林浩さん、前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎さん、文化遺産保護に関わる国際組織イコモス日本国内委員会委員長の西村幸夫さん、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長の岩槻邦男さん、法政大学名誉教授の五十嵐敬喜さんら世界遺産の専門家が並ぶ。


【世界遺産追加登録を記念して発刊される「神々が宿る聖地 世界遺産 熊野古道と紀伊山地の霊場」】

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