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地域住民ら道普請 登録後初 世界遺産「長尾坂」

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている熊野古道「長尾坂」(和歌山県田辺市上三栖―長野)で19日、田辺市長野の住民ら27人が道普請に汗を流した。

 道普請は長野公民館と長野町内会、田辺市文化振興課の主催。昨年10月下旬の世界遺産追加登録以降、初めての取り組みという。

 この日は、土砂で埋まっている長尾坂の古道にある溝を修復する作業に取り組んだ。2カ所で延長は計約15メートル。文化振興課の職員に教わりながら、参加した住民らがくわなどを使って溝の土砂を取り除いたり、丸太で補強したりした。

 長野公民館の那須勝美館長(65)は「予想以上にたくさんの人が参加してくれた。追加登録された世界遺産に対する思いの表れなのではないかと感じる。歩く人も増えており、世界遺産で地域を盛り上げていきたい」と話した。


【世界遺産に追加登録された熊野古道「長尾坂」で道普請に取り組む住民ら(和歌山県田辺市長野で)】

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