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世界遺産追加で景観規制地域拡大 和歌山県

 和歌山県は、熊野古道大辺路が世界遺産に追加登録された串本町と那智勝浦町の一部と太地町を、建築や開発行為について景観上の規制を厳格化する「特定景観形成地域」に指定する方針を立てている。

 県は世界遺産周辺の景観を守ろうと、県内4カ所に「特定景観形成地域」を設けている。4カ所は熊野参詣道(大辺路)、熊野参詣道(中辺路)、熊野川周辺、高野山町石道周辺。

 このうち串本、那智勝浦、太地町内の大辺路が2016年10月に世界遺産に追加登録されたため、この地区を「熊野参詣道(大辺路)特定景観形成地域」(対象区域=白浜、すさみ町の一部)に追加指定したいという。

 これまで3町は、県内全域にかかる基準に該当し、おおむね4階建て以上の建築物を建てる時などは景観に関する届け出が必要だった。「特定景観形成地域」になれば、色彩や眺望などへの配慮が必要になる。特に世界遺産追加登録箇所周辺の「世界遺産緩衝地帯」では、すべての建築行為について、県への届け出が義務化され、一定以上の大規模な建築は規制される。


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