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古道沿いにテイカカズラ 白い花咲かせる

 和歌山県田辺市本宮町三越の熊野古道沿いで、テイカカズラ(キョウチクトウ科)の花が見頃を迎えている。古道を歩き、近くの発心門王子に歌碑もある鎌倉前期の歌人・藤原定家(1162〜1241)が名前の由来になったとされる。

 テイカカズラは常緑のつる性植物で、直径2センチほどの白い花を咲かせ、芳香もある。名前は定家が愛する人を忘れられず、ツタカズラとなってその女性の墓に巻き付いたという伝説に基づくとの説がある。

 発心門王子と水呑王子の中間点近くにある石垣では、延長約10メートルにわたって群生。そばに住む面屋富男さん(83)は「語り部も紹介しており、この花は古道の風物詩の一つ」と話している。

写真【熊野古道沿いで見頃を迎えているテイカカズラの花(和歌山県田辺市本宮町で)】

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