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「道普請」汗流す 三菱UFJグループ社員

 金融大手「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の社員56人が2日、和歌山県田辺市本宮町伏拝で、熊野古道を修繕する「道普請」をした。汗だくになって土を運ぶなどし、参詣者が歩きやすいよう道を整備した。

 道普請は、今回で8回目。三菱東京UFJ銀行が2011年度から始めた取り組みで、15年度からグループ全体に広げ、毎年、東京、名古屋、大阪から社員が集まって実施している。

 この日は、本宮町本宮にある世界遺産センターで世界遺産や熊野古道についての講義を受けた後、伏拝王子近くの式水茶屋跡まで移動。約3トンの土を袋に分けて入れ、リレー形式で約250メートル離れた場所まで運び、古道に敷いた。道具を使って、ならしたり、押し固めたりして、約15メートルの古道を修繕した。約200メートルにわたって水を流す溝の掃除もした。

 東京都江東区から参加した同グループ社員の山内久司さん(35)は「参加したのは初めて。実際にやってみて、一つ一つの作業が修繕に役立っていると分かった。みんな笑顔で取り組んでいて、良い活動だと思う」。三菱UFJ銀行田辺支店の水久保浩司支店長(49)は「みんな汗だくになりながら頑張ってくれた。これからも少しでも地域に貢献できるよう、活動を続けたい」と話した。

 参加者の一部は3日、発心門王子から熊野本宮大社までの熊野古道を歩いた。


写真【運んだ土を熊野古道に敷く、三菱UFJフィナンシャル・グループの社員(和歌山県田辺市本宮町で)】

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