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「山の日」に大辺路歩く 串本古座高野球部員ら

 和歌山ユネスコ協会と熊野古道を世界遺産に登録するプロジェクト準備会は「山の日」の11日、和歌山県すさみ町内で「第3回ピースウオーク」を開催した。串本町の串本古座高校野球部員15人を含む約30人が枯木灘海岸を眺めながら世界遺産の熊野古道「大辺路」を約10・5キロ歩いた。

 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝しようと2016年に制定された「山の日」に合わせて同協会などが始めたイベント。古道を歩きながら平和について考えようと1回目は田辺市本宮町の発心門王子―熊野本宮大社の中辺路で、2回目はかつらぎ町の高野参詣道三谷坂で開催した。

 JR周参見駅に集合した生徒らは、準備会代表で県世界遺産マスターの小野田真弓さん(52)の案内で16年10月に世界遺産に追加登録された「タオの峠」を越え、和深川王子で昼休憩。その後、「長井坂」を経てJR見老津駅まで歩き解散した。

 初めて熊野古道を歩いた同校野球部2年の大野花緑君(16)は「道がでこぼこしていてしんどかった。海がきれいだった」。一緒に歩いた協会の芝本和己会長(50)は「地元に世界に誇れる熊野古道があることを知らない人がまだ多いのでは。昔の人たちがどんな思いで歩いたのか、と思いをはせながら歩いた」と話した。


写真【熊野古道「タオの峠」を歩く串本古座高校の野球部員(和歌山県すさみ町和深川で)】

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