和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年01月17日(日)

シモバシラに氷柱 龍神では氷点下5・3度

植物のシモバシラにできた氷柱(8日、和歌山県田辺市の山中で)
植物のシモバシラにできた氷柱(8日、和歌山県田辺市の山中で)
 和歌山県田辺市の山中では8日、シソ科の多年草のシモバシラに氷柱ができた。

 シモバシラは、枯れた茎の根元付近に霜柱のような氷の結晶ができることから、この名が付いた。県内では数カ所でしか確認されておらず、田辺市では谷沿いに自生しており、何本もの茎が白くなっているのが確認できた。県レッドデータブックで絶滅危惧1B類に分類されている。

 観測点のデータによると、8日午前の県南部の最低気温は、龍神(田辺市)が氷点下5・3度で最も低く、栗栖川(同)が氷点下3・3度、西川(古座川町)氷点下2・5度と続いた。その他は、新宮(新宮市)氷点下1・4度、南紀白浜(白浜町)氷点下0・7度、潮岬(串本町)氷点下0・5度―だった。県内で最も低かったのは高野山(高野町)の氷点下8・6度。

 和歌山地方気象台によると、強い冬型の気圧配置は10日にかけて続くため、おおむね曇り、所によって雪が降ることもあるという。