和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年06月25日(火)

柔道で交流深める、ポーランドの小中高校生 上富田

柔道を通じて交流するポーランドと日本の子ども(上富田町朝来で)
柔道を通じて交流するポーランドと日本の子ども(上富田町朝来で)
 ポーランドのクラクフにある柔道クラブ「UKS柔道クラクフ」の小中高校生15人が1日、上富田町の熊野高校を訪れ、地元の小中学生約40人と合同稽古をした。

 障害のある子どもらに柔道を教えている「光真道場」(由良町)代表で日高柔道協会会長の楠山光一さん(54)がポーランドの子どもらを受け入れた。昨年に続いて2回目。UKSからは他に、代表のアルトゥール・クリスさん、指導者としてアトランタ五輪男子柔道95キロ級金メダリストのパウエル・ナツラさんが訪れた。5月24日から由良町内に宿泊し、同町内や箕島中学校で日高・有田地方の子どもらと合同稽古をした。

 熊野高校では、地元の練心館と上富田少年柔道振興会の児童と、明洋中学校、上富田中、大塔中の柔道部員、各団体の指導者らが参加した。技を掛け合う稽古では両国の子どもが組み合い、真剣な表情で臨んだ。

 明洋中2年の藤田実さんは「相手は背が高くて力も強かった。何キロ級に出ているとか話をすることもできて楽しかった」と話した。

 楠山さんは「柔道もグローバル化が大切で、柔道を通した世界平和を目指している。一行は日本の柔道を地域の取り組みから学ぼうと真剣で、交流もできてよかった」と話している。