和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年10月18日(金)

清姫の物語、新解釈で上演へ ラジオと舞台で

ラジオドラマに向けて練習する劇団「たなべ座」のメンバー(和歌山県田辺市宝来町で)
ラジオドラマに向けて練習する劇団「たなべ座」のメンバー(和歌山県田辺市宝来町で)
 和歌山県田辺市の市民劇団「たなべ座」が、安珍清姫の物語を新しく解釈した「清姫のなみだ」の上演に向け、出演者を募っている。ラジオドラマで放送後、舞台公演の予定。経験は問わない。

 同劇団は、地元に伝わる歴史、文化、伝説などを題材にした演劇を通じ、紀南の魅力を伝えようと2017年6月に発足した。安珍清姫の物語は熊野詣でにまつわるもので、能楽や歌舞伎で知られる。劇団では「地元に伝わる清姫像を取り入れ、これまでにない作品にしたい」という。

 団員は13人。人手が足りず、主要な配役も一部が未定という。座長で地域FM会社社長の泉清さん(56)=田辺市宝来町=は「清姫については意外と知られていないことが多い。演劇を通じ、地元で魅力を広めたい。清姫ゆかりの地は観光資源にもなる」と呼び掛けている。

 現在はラジオドラマの放送に向け、毎週水曜と金曜の午後7時から2時間ほど練習している。7日から毎週金曜午後7時に同劇団の活動を伝えるラジオ番組も始まる。メンバーを集め、舞台公演につなげる。

 問い合わせは泉さん(090・3271・3103)へ。