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2021年01月20日(水)

内藤剛志「本物の警察官に黙礼される」 刑事ドラマあるある談義

『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕』(1月15日スタート)(左から)佐野史郎、内藤剛志、榎木孝明 (C)テレビ東京
『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕』(1月15日スタート)(左から)佐野史郎、内藤剛志、榎木孝明 (C)テレビ東京
 テレビ東京系で15日よりスタートする金曜8時のドラマ『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕』(毎週金曜 後8:00※初回2時間スペシャル)。警察小説の名手・今野敏氏の原作をドラマ化した「警視庁強行犯係 樋口顕」シリーズは15年以上にわたりスペシャルドラマとして9作放送され、このたび初の連続ドラマ化となる。放送に先駆けてリモートで取材会が行われ、主演の内藤剛志(65)、そして榎木孝明(65)と佐野史郎(65)の3人が出席した。

【写真】『警視庁強行犯係 樋口顕』第1話場面カット

 同シリーズは、主人公・警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を演じる内藤、樋口が最も信頼を寄せる親友で、警視庁生活安全部少年事件課少年事件第三係の警部補・氏家譲役の佐野、樋口の上司で警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査管理官の警視・天童隆一役の榎木の息の合ったやり取りも見どころの一つ。

 本作に限らず3人は、警察ドラマへの出演歴が多い。そこで、警察ドラマでの“現場あるある”の話題に。

 内藤は「名前を覚えるのが大変! とにかく僕たちは容疑者であったり、もちろん犯人であったり、あるいは被害者であったり、関係者であったり…毎回たくさんの方が出てきて。名前には意味がないんですよね。なのでNGが出るポイントはそこが多いんです。例えば北山なのか、北川なのか、北村なのかが、わからなくなったりする。よく皆さん『専門用語、難しいでしょ』とおっしゃるんですが、専門用語より人間の名前が難しいんです」と明かし、突拍子もない提案も飛び出した。

 「犯人は全部田中さん、被害者は全部鈴木さんにしてくれたら、俺たちめっちゃ楽ですよ! すみません、田中さんと鈴木さんにはなんのアレもないですけど(笑)、そういうふうにしてくれるとありがたい。人の名前とか会社の名前とか意味のない固有名詞を覚えるのが大変です。ごめんなさい、これは僕の中のあるあるです」

 すると、佐野が「いやいや、あるある! 3人のあるあるです(笑)」と言い、
榎木も大きくうなずいていた。

 榎木が「もうずいぶん前ですけど(本物の)刑事さんとお話しできる機会があって『こういう場合はどうなんですか』と逆取材をしました。例えば『指紋をどうやって取ったんですか』って聞いたり。『それは言えませんけど』と言うところを、しつこく聞いたら少しだけ教えてくれて(笑)。すっごいリアルなの。本当面白いやり方で」と切り出すと、佐野が「指紋取られたことある!」と挙手。

 「近所で起きた事件の聞き込みに来て。俺、犯人役多いし(笑)。顔を見て、俳優の佐野史郎だとわかってるから、『佐野さんサイン下さい』って言われて、しょうがねぇなあと思いながらサインしたんだけど、あとで気がついたら、指紋が取れるボールペンだった。こうやって取ってるんだなあって」(佐野)

 さらに内藤から「多分俺は2人よりも刑事役が多いと思うんですよ。そうすると警官に黙礼される!」というあるあるが飛び出すと、「それは丹波(哲郎)さん以来だね(笑)」と佐野。

 内藤が「そうそう! ありがたいことですけど。あと京都だったり、他局で申し訳ないですけど(笑)、刑事の(役の)名前で呼ばれたりします」と話す横で、佐野と榎木も「あるある」と笑っていた。

 本作の初回スペシャルの見どころとして、内藤は「そうですね。見どころはもちろんすべてなんですが、初め本をいただいたとき『これ、最終回がいいんじゃないか』と申し上げました。なぜならばですが、僕たちも3人もそうなんですけども、どこにでもいる男たちが頑張るっていうドラマなんですね。この1話は非常にエモーショナルな話で、そういうところから始めていいのかなと初めは思ったんです。

 でもそういう男たちがいろんな事件に立ち向かうという意味で言えば、この話からスタートするのはいいのかな、と思っています。1話は“正義”についての話なんですね。“正義”っていうのは何が正しいかって答えが出ないんですね。僕たちも一生懸命考えながらやりましたけども、『ある答え』に辿り着いてるわけではなくて、ご覧になっていただいて『正しいことをするっていったらどういうことなの?』ってことを考えるきっかけになってくれれば、とてもうれしく思います」と話していた。

■第1話 あらすじ
 駅前でスーツケースから松生一彦の毒殺遺体を発見。ポケットに「正義」のタロットカード。樋口顕(内藤)と氏家譲(佐野)が調べると、松生は「神待ちサイト」で家出女性4人を集め殺害した連続殺人犯と判明。世論は正義の鉄槌を下すダークヒーロー「ジャスティス」の出現に沸き立つ。東洋新聞の遠藤貴子(矢田亜希子)とネットニュース記者の今井隆(塚本高史)らが警察の限界を糾弾する中、樋口の一人娘・照美(逢沢りな)が何者かに拉致されてしまう…。

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提供:oricon news