和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年04月12日(月)

入院の80代男性死亡 和歌山県の感染、最多に並ぶ21人

 和歌山県は14日、10歳未満から90代までの21人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。7日に並んで過去最多となった。また、和歌山市の介護事業所では県内19件目のクラスター(感染者集団)が発生。兵庫県在住で県内に入院していた男性が亡くなった。

 死亡したのは80代無職男性。酸素投与を受けていたが、10日に呼吸不全となり、13日に亡くなった。死亡者は9人目となった。

 感染者の内訳は、和歌山市在住が14人、湯浅保健所管内在住が4人、田辺、海南、橋本の保健所管内在住が各1人。

 クラスターになった和歌山市の介護事業所は「シルバーハイム新在家」。新たに職員2人、利用者3人の陽性が判明し、すでに感染が発表されている利用者を含め、7人のクラスターになった。

 田辺保健所管内在住で、同保健所管内の介護事業所に勤務する50代男性は、デイサービス施設の調理を担当。同僚13人を検査する。利用者に対象者はいない。男性は1日に大阪府の友人宅で約10人で鍋料理を囲んだ。後に、大阪府や兵庫県在住の6人程度の感染が分かったという。

 県福祉保健部の野尻孝子技監は「医療、介護従事者の方は本当に気を付けていただきたい。いま非常に大事なときなので、一層の感染予防対策に協力していただきたい」と呼び掛けた。