和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年04月14日(水)

コロナ禍で活動手探り 告示まで3カ月の田辺市W選

田辺市役所
田辺市役所
 任期満了(5月21日)に伴う和歌山県田辺市の市長選挙と市議会議員選挙が、4月18日の告示まで3カ月を切った。市議選(定数22)は1月18日現在、現職・新顔を合わせて少なくとも24人が立候補の見通し。新型コロナウイルス禍で「選挙活動がしづらい」という声もあり、今のところ選挙ムードは低調となっている。


 市議選は現職22人のうち、紀伊民報の取材に対して出馬を明らかにしているのが18人。共産党の川﨑五一氏、無所属の陸平輝昭氏、中本賢治氏の3人は今期での引退を表明している。残る1人は態度を保留している。

 新顔で出馬の意向を示したのは30~50代の4人。すでに後援会事務所を構えている人もいる。さらに、共産党も引退する川﨑氏に代わる候補を擁立する見通し。

 新型コロナの感染拡大は、選挙活動にも影響を与えている。

 ある現職は「前回選では2月ごろからミニ集会を開いていたが、今回はそれも難しい。戸別訪問も今のところ、知り合い中心にしたり、対面ではなくポスト投函(とうかん)にしたりしている。感染状況を見ながらの選挙活動で、やりづらいところがある」と話している。

 17年の前回市議選は定数22に対し、26人が立候補した。当選者の最高得票は2897票、最低は1024票。投票率は61・01%で市町村合併後、最低だった。

 20年12月1日現在の田辺市の選挙人名簿登録者数は6万1780(男2万8883、女3万2897)人。

■市長選 対抗馬擁立の動き


 市長選への出馬を表明しているのは1月18日現在、現職の真砂充敏氏(63)のみ。昨年12月、5選を目指す決意を明らかにした。前回の市長選で、真砂氏は無投票で当選している。

 一方、市庁舎の東山1丁目への移転に反対する市民らが新たに政治団体を立ち上げるなど、候補者擁立を目指す動きがあり、選挙戦になる可能性がある。