和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年04月14日(水)

紙すいて卒業証書作る 古座川町三尾川小の児童

児童に紙すきを教える谷本節代さん(左から2人目)=古座川町三尾川で
児童に紙すきを教える谷本節代さん(左から2人目)=古座川町三尾川で
 古座川町三尾川小学校(山本健司校長)で22日、紙すき体験があり、4~6年生7人が自分の卒業証書を作った。

 元教諭で約20年間、同校と古座小学校(串本町中湊)で紙すきを指導している谷本節代さん(76)=串本町古田=が講師を務めた。

 谷本さんがミツマタ、コウゾなど和紙の原料となる木の種類について説明した後、児童は重畳山(串本町)で採取したガンピを水と一緒にミキサーにかけ、液状にした。ガンピの繊維がどう変わるかを顕微鏡で確認した後、木枠に流し込み、前後左右に傾けながら紙をすいた。3日ほど乾燥させ、アイロンがけをしてさらに1週間、重しを載せて置いておくと和紙が完成するという。

 三尾川小では前日にも紙すき体験があり、全校児童9人が参加して、はがきを作った。完成した卒業証書は、6年生には3月23日予定の卒業式で授与され、4、5年生の分は保管しておくという。