和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月16日(月)

高校生が梅収穫ボランティア 労働力不足対策でJA紀州

ネット上に落ちた梅を拾い集める和歌山南陵高校の生徒(11日、和歌山県みなべ町東岩代で)
ネット上に落ちた梅を拾い集める和歌山南陵高校の生徒(11日、和歌山県みなべ町東岩代で)
 和歌山県のJA紀州青年部の受け入れで、和歌山南陵高校(日高川町)の2年生19人が11日から、みなべ町や印南町などの農家で梅の収穫ボランティアを始めた。13日までの3日間、午前中に作業をする予定。

 梅産地で課題となっている労働力不足対策の一環として、初めて取り組む。普通科アスリートコースの2年生19人が、青年部の7農家に分かれて作業をする。大阪や三重、沖縄、福岡など他府県出身で、野球部やサッカー部に所属する生徒が多い。作業のために、青年部は雨具や長靴を貸し出した。

 青年部メンバーの同町西岩代、中早大輔さん(37)はサッカー部の3人を受け入れ、11日午前は同町東岩代の園地で、完熟してネットの上に落ちた梅干し用の南高梅を収穫してもらった。

 県農協青年部協議会の会長でもある中早さんは「取り組みが他のエリアにも広がればと期待する。高校生に農作物がどのように作られているか、現場を知ってもらい、将来的に和歌山や紀州産を食べようと思ったり、農業に興味を持ち、就農する人も出てきてくれたりしたらうれしい」と話した。