和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月27日(水)

看護師長を停職処分、県立医大病院 ネットで貸与品売却

 和歌山県立医科大学(和歌山市)は29日、付属病院の消毒液や貸与されたナースシューズなどをインターネットのフリーマーケットサイト「メルカリ」で売却し、損害を与えたとして、病院の男性看護師長(47)を停職6カ月の懲戒処分にした。看護師長は31日付で退職を申し出た。

 大学によると、看護師長は過去に貸与され、使わないまま余っていたナース服やシューズ、靴下、退職者らから返却された貸与品などを売却。40品で約6万円を売り上げ、手数料などを除き約4万4千円の利益を得たという。

 大学は特に、ナースステーションから消毒液(215ミリリットル)4本を盗んだことと、この消毒液と、貸与期間内にある未使用のナースシューズ2足を売却したことが、職員就業規則に抵触すると判断した。被害額は約7200円。

 別の看護師が昨年9月に、「メルカリ」を閲覧していたところ、ナース服などが売りに出されているのを発見。大学が調査していた。

 看護師長は「売れるので止まらなくなった」と話しているという。被害額が少なく、弁済の意思を示していることなどから、刑事告訴はしない。