和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年06月25日(火)

施設管理にICT活用 南紀白浜空港

路面のひび割れをスマートフォンで撮影する南紀白浜エアポートの社員(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)
路面のひび割れをスマートフォンで撮影する南紀白浜エアポートの社員(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)
 南紀白浜空港(和歌山県白浜町)を運営する「南紀白浜エアポート」は、施設の維持管理に情報通信技術(ICT)を積極的に導入している。作業の効率が上がり、それが施設の予防保全や長寿命化にもつながると期待している。

 エアポート社は4月、建設コンサルタント事業などを手掛ける「オリエンタルコンサルタンツ」(東京都)と業務提携した。白浜空港では、同社の子会社が開発した巡回点検支援システムを施設の維持管理に用いている。このシステムを空港に導入したのは全国で初めてという。

 このシステムでは、エアポート社の担当者がスマートフォンの専用アプリを使用。滑走路やエプロン(駐機場)など敷地内を点検する際、路面の劣化などを見つけると、スマホで撮影し、状況を説明する文章とともにシステムへ送信する。情報は「要補修」「経過観察」などに分類し、色分けする。点検は国土交通省の指針に基づいている。

 位置情報も付いているため、どこで、どんな状況になっているかという情報がパソコン上の地図で共有できる。