和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年05月22日(日)

住民が楽しくダンス 振付師の木皮さんが指導

創作ダンスワークショップで指導する木皮成さん(中央)=21日、和歌山県串本町田並で
創作ダンスワークショップで指導する木皮成さん(中央)=21日、和歌山県串本町田並で
 和歌山県串本町出身のダンサーで振付師の木皮成さん(30)=東京都=が20、21日、同町田並の田並劇場で創作ダンスのワークショップを開き、地域住民が楽しくダンスを体験した。23、28日にも予定している。

 映像作家としても活躍している木皮さんは、2010年から8年間、演出家の宮城聰さんがプロデューサーを務めたアジア舞台芸術祭にスタッフとして関わりながら、アジアのアーティストと積極的に交流。これまでに北京、ソウル、ハノイなどのアーティストの作品に関わっている。俳優として日本・インド共同制作映画の主演を務めた経験もある。19年には、自身の作品がインドネシア最大のダンスフェスティバルに招聘(しょうへい)され、絶賛を受けた。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師も務めている。

 今回のワークショップは、現代舞踊協会主催の新進芸術家育成Project(プロジェクト)の一環で開催。参加者と共にダンス作品を創作しており、ダンサーの高下七海さん、俳優の丹野武蔵さんや大石憲さんらも協力している。

 21日のワークショップには男女3人が参加。木皮さんと高下さんの指導で、体の動きだけで相手と会話をしたり、ダンスで伝言ゲームをしたりした。

 20、21日とワークショップに参加した串本古座高校3年の岸遼太郎君(18)は「ダンスに興味があったので参加した。外を散歩した後に風などの自然を体で表現するのが難しかった」と話した。

 木皮さんは「コロナ禍のため残念ながら参加者が少なくなってしまったが、今回のワークショップをきっかけに、今後、串本で舞台などのイベントができれば」と話していた。