住民が楽しくダンス 振付師の木皮さんが指導
和歌山県串本町出身のダンサーで振付師の木皮成さん(30)=東京都=が20、21日、同町田並の田並劇場で創作ダンスのワークショップを開き、地域住民が楽しくダンスを体験した。23、28日にも予定している。
映像作家としても活躍している木皮さんは、2010年から8年間、演出家の宮城聰さんがプロデューサーを務めたアジア舞台芸術祭にスタッフとして関わりながら、アジアのアーティストと積極的に交流。これまでに北京、ソウル、ハノイなどのアーティストの作品に関わっている。俳優として日本・インド共同制作映画の主演を務めた経験もある。19年には、自身の作品がインドネシア最大のダンスフェスティバルに招聘(しょうへい)され、絶賛を受けた。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師も務めている。
今回のワークショップは、現代舞踊協会主催の新進芸術家育成Project(プロジェクト)の一環で開催。参加者と共にダンス作品を創作しており、ダンサーの高下七海さん、俳優の丹野武蔵さんや大石憲さんらも協力している。
21日のワークショップには男女3人が参加。木皮さんと高下さんの指導で、体の動きだけで相手と会話をしたり、ダンスで伝言ゲームをしたりした。
20、21日とワークショップに参加した串本古座高校3年の岸遼太郎君(18)は「ダンスに興味があったので参加した。外を散歩した後に風などの自然を体で表現するのが難しかった」と話した。
木皮さんは「コロナ禍のため残念ながら参加者が少なくなってしまったが、今回のワークショップをきっかけに、今後、串本で舞台などのイベントができれば」と話していた。
映像作家としても活躍している木皮さんは、2010年から8年間、演出家の宮城聰さんがプロデューサーを務めたアジア舞台芸術祭にスタッフとして関わりながら、アジアのアーティストと積極的に交流。これまでに北京、ソウル、ハノイなどのアーティストの作品に関わっている。俳優として日本・インド共同制作映画の主演を務めた経験もある。19年には、自身の作品がインドネシア最大のダンスフェスティバルに招聘(しょうへい)され、絶賛を受けた。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師も務めている。
今回のワークショップは、現代舞踊協会主催の新進芸術家育成Project(プロジェクト)の一環で開催。参加者と共にダンス作品を創作しており、ダンサーの高下七海さん、俳優の丹野武蔵さんや大石憲さんらも協力している。
21日のワークショップには男女3人が参加。木皮さんと高下さんの指導で、体の動きだけで相手と会話をしたり、ダンスで伝言ゲームをしたりした。
20、21日とワークショップに参加した串本古座高校3年の岸遼太郎君(18)は「ダンスに興味があったので参加した。外を散歩した後に風などの自然を体で表現するのが難しかった」と話した。
木皮さんは「コロナ禍のため残念ながら参加者が少なくなってしまったが、今回のワークショップをきっかけに、今後、串本で舞台などのイベントができれば」と話していた。