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2021年04月11日(日)

トヨタ自動車の最新水素燃料自動車「Mirai」が米カリフォルニア州ランカスターでデビュー

AsiaNet 88160 (0379)

【ランカスター(米カリフォルニア州)2021年2月22日PR Newswire=共同通信JBN】ランカスター市との提携の下、スイスと日本のエネルギー・エンジニアリング企業であるHitachi Zosen Inovaの上級プロジェクトデベロッパー、Lex Heslin氏は米国で今月、新しい2021年型「Mirai」(ミライ)燃料電池自動車(FCEV)が納車された少数の幸運な、そして最初のドライバーだった。現在、Heslin氏はランカスター市と協業し、最初の水素都市になって水素燃料電池車市場を拡大するという同市の計画を進めている。

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ランカスターは10年以上にわたって環境に優しいエネルギーの先駆者だ。R. Rex Parris市長は「当市が現在持っている代替エネルギーは、われわれの目標に到達するには不十分だ。われわれは、当市の住民だけでなく全ての人のために、炭素排出を削減する上で水素を実行可能なソリューションとして認識している。それはわれわれが呼吸する空気を良くし、安全で信頼できるエネルギーを提供し、業界内で熟練の仕事を創出するものだ」と述べた。

Miraiは日本語で「未来」を意味し、その最新モデルはより大型車であるLexus LSセダンの後輪駆動GA-Lプラットフォームをベースにしている。これにより水素貯蔵量が増加し、米環境保護庁(EPA)の推定航続距離は300を超える。これは前輪駆動の第一世代型Miraiよりも30%の向上である。燃料電池システムも再設計され、20インチのアロイホイールにこれまでよりも強力なパワーを伝達する。

ランカスター市はThe California Fuel Cell Partnershipのメンバーとして、テクノロジーを発展させる活動を行ってパートナーと協力している。その目的は水素を動力とする燃料電池自動車の市場を拡大することであり、それによってこれまでよりクリーンで、妥協のない排出量ゼロの車両を用いてエネルギー多様性に一層富んだ未来の構築に貢献することだ。

Heslin氏は「Miraiは水素が有用であることを証明している。現在のどんな電気自動車(EV)よりも航続距離が長く、数時間を要することもある充電バッテリーと比べると、フル充填まで数分しかかからない。現在、カリフォルニアには45の水素(H2)充填ステーションがある。その数は2023年に100へ、そして2030年までには1000を超える予定だ」と述べた。

▽商用輸送における水素の進化

R. Rex Parris市長は次のように述べた。
「ランカスターでのMiraiの存在は、『地球を迅速に脱炭素化する重要な使命』に沿うもので、極めて前向きな飛躍を象徴している。バッテリー式電動自動車(BEV)は重要なゼロエミッション技術である。残念なことに、それは化石燃料に大きく依存する送電網を利用している。商品や人々を輸送するために商用電気自動車の大規模導入を促進することは、多くの環境問題になりかねない大型のリチウムバッテリーが必要になる。物事を一新するような水素の用途としては長距離、そして大型車による輸送がある。」

「ほんの少しの回数、短時間の燃料再充填だけでこの国土を横断する、自動運転でゼロエミッションのトラックを想像してほしい」

電動自動車のバッテリーに蓄電されたエネルギーと異なり、水素(H2)のエネルギー密度ははるかに高い。水素は必要に応じたリトリーバル容量で長期にわたる膨大な量の貯蔵が可能である。また、水素は化石ベースの天然ガスの代替として、パイプラインや発電所といった既存インフラに統合することもできる。

Heslin氏の会社はランカスター市の嫌気性消化(AD)廃棄物施設をはじめ、クリーンエネルギーとインフラ計画を世界中で開発しており、同氏は「水素は現時点で、脱炭素化の課題に対する実行可能なソリューションを提供する」と述べた。Heslin氏はレジリエンシー、エネルギー管理、コスト削減に向けた水素製造と貯蔵を提供する米国初の水素を動力とする市営マイクログリッドについてランカスター市に助言もしている。同氏は「水素は世界にとって次の重要な燃料であり、われわれは間もなく、さらにその多くのことをランカスターで見るだろう。それは本当にすぐだ」と語った。

ソース:City of Lancaster

▽問い合わせ先
City of Lancaster
661-723-6000



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