和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月04日(土)

知事も参加しオンツツジ植樹 印南町の「段々花畑」

仁坂吉伸知事(右)も中学生と一緒に植樹した=23日、和歌山県印南町印南原で
仁坂吉伸知事(右)も中学生と一緒に植樹した=23日、和歌山県印南町印南原で
植樹場所までの途中にはマジックの余興もあった
植樹場所までの途中にはマジックの余興もあった
 和歌山県印南町稲原地域の活性化に取り組む「稲原さんぽ道の会」(谷章資会長)は23日、同町印南原に設けている「段々花畑」にオンツツジ150本を植えた。県の助成事業に採択された活動で、仁坂吉伸知事も地元の中学生らと一緒に植樹した。


 さんぽ道の会は、遊休農地を花畑として整備するなど地域の美化活動に貢献。山中に設けている段々花畑では、アジサイをメインにシャクナゲやサツキなどを育て、観賞イベントを開いて住民交流の場にもしている。

 今回の植樹は、県がこのほど新設した助成事業「未来を彩る花の郷づくり事業」に本年度採択された県内5団体の活動の一つで、御坊・日高では唯一。助成事業は、地域活性化を目的に植樹や環境整備などをする団体の活動を対象に年度ごとに募集する。

 この日は、さんぽ道の会のメンバーと一般から募集したボランティア、稲原中学校の1、2年生ら計約200人が参加。晴天に恵まれ、集合場所から現地まで歩いて行く途中にはマジックなどの余興もあり、参加者が楽しんだ。

 段々花畑に到着した一行は、約1メートルの苗木を丁寧に植えていった。仁坂知事も軍手をはめ、スコップを手に中学生と一緒に苗木を植えた。オンツツジの開花時期は4~5月。

 植樹に際しては、樹種選びから周囲の協力を受けたという谷会長は「多くの皆さんに協力、参加してもらえて本当にありがたかった。それぞれに、自らの手で植えたオンツツジの成長に関心を持ってもらえればうれしい。参加してくれた地域の子どもたちにとっても、郷土に愛着を感じる一因になれば」と話した。