和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年05月19日(木)

国道沿いでホタル乱舞 田辺市龍神村

国道下の斜面で飛ぶホタルの光跡(13日、和歌山県田辺市龍神村湯ノ又で)
国道下の斜面で飛ぶホタルの光跡(13日、和歌山県田辺市龍神村湯ノ又で)
 和歌山県田辺市龍神村湯ノ又、国道371号沿いの日高川でホタルが飛んでいる。宿泊客も観賞に訪れて、川面に飛び交う淡いホタルの光に見入っている。

 龍神村では、かつて日高川の本流や支流で多く飛び交っていたホタルが、2011年9月の紀伊半島大水害で壊滅状態となった。旅館関係者でつくる「お宿の会」がホタルの里復活を目指し、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの放流や幼虫の飼育に取り組んできた。

 次第にホタルが見られるようになったが、昨年の台風の強風や大水で飼育施設が大きな被害を受けた。しかし、川より高い所を流れる水路に幼虫とカワニナを放っていた湯ノ又では、増水の影響を受けずにホタルが成育した。先週から30~40匹のホタルが国道沿いの斜面で飛び交っている。

 近くの日高川に架かる龍橋下流でも50~60匹のホタルが岸辺で飛び、中には橋の高さまで上昇してくるホタルもいる。

 場所は、龍橋と近くの国道371号のガードレールに掲げている「のぼり」が目印。