和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年05月18日(火)

ガンカモ20種9530羽確認 日置川で増、古座川は減

餌を探すヒドリガモの群れ。逆さまになっているのもいる(和歌山県田辺市新庄町で)
餌を探すヒドリガモの群れ。逆さまになっているのもいる(和歌山県田辺市新庄町で)
 和歌山県は、1月にあったガンカモ類の生息調査の結果を発表した。県内で確認されたガンカモ類は20種9530羽(昨年度16種1万111羽)で、ハクチョウ類は見つからなかった。紀南の河川では、日置川と富田川、日高川で増加したが、古座川と熊野川で減少した。

 この調査は環境省が1969年度から、毎年この時期、都道府県の協力で全国一斉に行っている。本年度、県内では日本野鳥の会県支部会員や県鳥獣保護管理員ら99人が、河川や池、海岸など184カ所で調べた。

 種類別ではマガモが2261羽(昨年度3256羽)で最も多く、ヒドリガモ2134羽(2420羽)、カルガモ1701羽(1754羽)、オシドリ1060羽(489羽)と続く。昨年度はゼロだったトモエガモが49羽確認された。これは日本海側の湖沼で越冬する個体群の一部が、大雪で南下したと考えられている。

 県内で目撃例が少ない種類では、ホオジロガモが南部川で1羽、ウミアイサが日高川で1羽、ミコアイサが貴志川平池で7羽、アメリカヒドリが日高川で1羽確認された。