和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月23日(日)

戦後初の6千人割れ 19年の和歌山県内出生数

和歌山県紀南地方の出生数と出生率
和歌山県紀南地方の出生数と出生率
 2019年の和歌山県内出生数は5869人で、戦後、初めて6千人を下回ったことが「人口動態統計」(厚生労働省)を基にした県のまとめで分かった。5年連続で過去最少を更新。人口千人当たりの出生率も過去最少の6・4で、前年より0・1ポイント下回った。

 厚労省の「人口動態統計」は1947年に開始。県のまとめによると、出生数は第1次ベビーブーム中の47年が最多の3万813人。第2次ベビーブーム中の73年に1万8590人となって以降は減少傾向が続いている。7030人となった2015年から過去最少の更新を続け、19年は前年より201人減少した。

 出生率6・4(全国7・0)は全国35位。最も高い1947年は32・1だったが、減少傾向が続き、2017年に7・0を切った。

 死亡数は前年より225人少ない1万2837人。人口千人当たりの死亡率14・0(全国11・2)は全国8位の高さとなっている。

 出生数から死亡数を引いた自然増減数はマイナス6968人。1998年以降はマイナスが続いている。自然増減率はマイナス7・6で、高い方から全国38位。

 市町村別で出生率が最も高いのが日高町の8・2。岩出市の7・7、上富田町の7・6、有田川町の7・6、和歌山市の7・2でも全国平均を上回った。死亡率は20を超えているのが9町村で、紀南に多かった。

■婚姻数増、離婚数は減

 婚姻数は前年より75組増え、3860組だった。7年ぶりの増加。過去最高は1948年の1万2141組で、50年代後半から60年代後半にかけても約9千組あったが、減少傾向にある。

 離婚数は1595組で前年より91組減少。過去最少は62年の807組で、それから増加傾向が続き、2002年には最多の2685組となったが、その後は減少傾向にある。

 全国的に見ると、婚姻率は低く32位、離婚率は高く9位。毎年同様の傾向が続いている。