和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月21日(木)

亡くなった友に思い寄せて 奥野さんが大人向け絵本

大人向けの絵本「つきがみえないよるでさえ」(みらいパブリッシング)
大人向けの絵本「つきがみえないよるでさえ」(みらいパブリッシング)
 串本町出身のコミックエッセイスト「じぎりん星人」こと奥野あやさん(56)=大阪市=が大人向けの絵本「つきがみえないよるでさえ」(みらいパブリッシング)を出版した。B5変形サイズ、32ページ。21日から全国の書店で販売される。

 奥野さんは、串本町内の書店の娘として生まれ、地元高校、大阪の短大を卒業後、町役場で5年勤務。その後、大阪の住宅会社で28年間勤務した。2016年から始めたブログを通じて知り合った友人が病気で亡くなったことをきっかけに、絵本を作るため早期退職。東京の出版講座に通い、2年間で絵本を完成させたという。

 主人公の「じぎりん星人」は、奥野さんが小学生の時に考えたというウサギのようなキャラクター。亡くなった大切な友人が、月や花、木などに姿を変えていつも見守ってくれているという内容になっている。

 奥野さんは「大切な人やペットを亡くし、つらい思いをしている人たちに読んでもらいたい」と話している。