和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年12月16日(月)

公衆浴場の年間パス値下げへ 白浜町が利用促進策

年間パスポートで利用できる白良湯(和歌山県白浜町で)
年間パスポートで利用できる白良湯(和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町は、2カ所の町営公衆浴場を対象とする年間パスポートの料金を7月に引き下げる。3割余りの「値下げ」で、利用者の増加を図る。

 年間パスは「白良湯」と「牟婁の湯」が対象。購入者本人だけが有効で、購入日から1年間は何度でも施設を利用できる。

 いまの料金は、大人(12歳以上)4万5千円▽中人(6歳以上12歳未満)1万8千円▽小人(3歳以上6歳未満)9千円―。値下げ率は33%を考えていて、実現すると大人3万円▽中人1万2千円▽小人6千円―となる。他施設の年間入浴制度の料金を参考にしたという。

 町観光課によると、両施設の利用者数はここ数年、減少傾向にある。2015年度はそれぞれ8万人を超す人が利用したが、18年度は白良湯で7万2187人、牟婁の湯が7万3824人だった(いずれも延べ人数)。

 両施設は地元住民の利用も多いが、観光課では「年間パスの料金引き下げを機に、町外の方にもより利用してもらえるといい」と話している。

 両施設とも温泉を引いている。通常料金は大人420円、中人140円、小人80円。10枚つづりの回数券もあり、これの1枚当たりの料金は大人300円、中人100円、小人60円としている。