和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年11月14日(木)

全国募集生徒の補助金減額 串本古座高校

全国募集の生徒への補助金を減額することを決めた串本古座高校地域協議会(19日、和歌山県串本町西向で)
全国募集の生徒への補助金を減額することを決めた串本古座高校地域協議会(19日、和歌山県串本町西向で)
 和歌山県串本町串本の串本古座高校が全国から募集している生徒に対する補助金が、来年度入学生から減額されることになった。生徒の増加が見込まれ、費用を負担している串本町と古座川町の財政を圧迫する可能性が高いことが理由。在学中の生徒9人への補助金は卒業まで現状を維持する。

 両町の各種団体の代表者ら20人で組織する串本古座高校地域協議会の会合(会長・田嶋勝正串本町長)が19日に開かれ、補助金支給要綱の改正案を賛成多数で承認した。

 旧要綱では家賃の月額2分の1(2万円限度)、食費1カ月1万円、年3回の里帰りの交通費(8万円限度)、受験時の宿泊費の2分の1(保護者等を含み1泊2人まで)を補助していた。新要綱では家賃(上限は月2万円)のみとした。

 全国募集の定員は1学年12人。協議会事務局によると、生徒1人の年間補助金額は44万円で、定員がいっぱいになった場合、計36人で補助金は1584万円になる。都市部で生徒募集活動を展開する中、今後、入学生徒が増えると予想されることから、要綱改正を提案したと説明した。