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2021年05月18日(火)

和歌山市で市中感染の恐れ 新型コロナ、8割は大阪由来

和歌山県庁
和歌山県庁
 和歌山県の仁坂吉伸知事は13日の定例記者会見で、新型コロナの感染状況について「和歌山市ではかなり感染が広がっていると思った方がいい。普通の生活をしていても、よっぽど気を付けないと感染しやすいと言える」といい「市中感染の恐れもあるので、気を付けてほしい」と求めた。

 3月14日からの第4波の県内感染者を保健所管内別に見たところ、4月9日時点で和歌山市が53%と最多。橋本20%、岩出11%、海南6%と、大阪府に近い紀北で9割を占める。田辺は4%。県外からの感染経路を推定したところ、84%が大阪府からで、次いで東京都からが8%などとなっている。

 集団感染も多く発生しており、カラオケ喫茶やカラオケホールで計3件、複数人での飲食が5件、サービス付き高齢者向け住宅が1件などとなっている。

 これを受け、県がカラオケ施設がある一部の店舗を調査したところ、家族以外が集まってカラオケをしていた例が多数あったという。県は家族以外とのカラオケは控えるよう、呼び掛けており、仁坂知事は「ぜひ守ってほしい。しばらく我慢してほしい」と述べた。

■飲食店に認証制度

 仁坂知事は近く、新型コロナ対策のガイドラインを守っている飲食店への認証制度を創設する考えを明らかにした。

 政府から認証制度を作るよう推奨されたという。県が調査し、ガイドラインを守っている店舗に認証票を交付する。「Go To イート」の実施を認証店舗に限ることも検討中という。