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2024年04月19日(金)

田辺市W選18日告示 市議激戦、市長は一騎打ちか

期日前投票の推移
期日前投票の推移
 任期満了に伴う和歌山県田辺市の市長選と市議選(定数20)が18日、告示される。市長選は現職の真砂充敏氏(63)と新顔の畑中正好氏(69)の一騎打ちの様相。市議選は28(現職18、新顔10)人が立候補を予定しており、激戦が予想される。投開票は25日。

■分散投票呼び掛け

 田辺市選挙管理委員会は新型コロナウイルス感染防止対策として投票の分散を図るため、期日前(19~24日)や混雑しない時間帯での投票を呼び掛けている。

 期日前投票は本庁舎と4行政局である。2017年市議選の期日前投票者数を日別でみると、投票日が近づくにつれて混雑する傾向がある。1日目は565人だったが、最終日の6日目は4・7倍の2683人になった。

 当日の投票は午前中が混み合う。午前7時からの1時間は1237人だったが、午前8時~正午はどの時間帯も1時間当たり3千人を超え、ピークの10~11時は4310人だった。午後になると減少傾向で、4時以降はいずれも千人台だった。

 市選管は投票所に手指用アルコール消毒液を設置し、定期的に換気する。投票管理者、立会人、投票所職員はマスクまたはフェイスシールドを着用。投票記載台などは定期的に消毒液で拭き、投票用の筆記具は使い捨てを使用する。

 17日現在の選挙人名簿登録者数は6万1610人。