和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年06月15日(火)

田辺市長選で真砂氏5選 新顔の畑中氏に大差

当選確実の知らせを受け、5期目の決意を語る真砂充敏氏(25日午後10時50分ごろ、和歌山県田辺市新万で)
当選確実の知らせを受け、5期目の決意を語る真砂充敏氏(25日午後10時50分ごろ、和歌山県田辺市新万で)
市長選開票結果
市長選開票結果
 任期満了に伴う和歌山県田辺市の市長選と市議選が25日投票された。即日開票の結果、市長選は無所属で現職の真砂充敏氏(63)が、無所属で新顔の畑中正好氏(69)を大差で破り、5回目の当選を果たした。投票率は市町村合併後最低の59・36%だった。市議選(定数20)は現職17人、新顔3人が当選した。

【田辺市長選・市議選 開票結果】


 新型コロナウイルスの感染再拡大が続く中、集会や握手など従来の活動が制約される異例の選挙戦となった。

 市長選は前回(2017年)が無投票だったため、8年ぶりの一騎打ち。新市の発足から4期16年続く真砂市政の継続か、刷新かが問われた。

 真砂氏は昨年12月の市議会定例会で一般質問に答え、立候補の意向を表明。告示後は選挙カーで市内を幅広く回った。

 合併後のまちの基盤整備や行財政改革に取り組んできた実績を強調。県や国、周辺市町村との協力関係もアピールし「『継続』が田辺市にとって大切な選択」と訴えた。

 自民・公明・立憲民主・国民民主の各党から推薦を受け、幅広い層から支持を得た。

 畑中氏は、今年1月に出馬を表明。共産から推薦を受けた。現市政が東山1丁目で進める庁舎の移転新築計画について「移転先は市長が独断で決めた。計画を白紙にし、一から見直す」と訴え、争点化を図ったが、その主張は広く浸透しなかった。

 今回から定数が2減の「20」となった市議選には、現職18人と新顔10人の計28人が立候補。当落線上に複数の候補者がひしめく激戦となった。

 当選者の党派別内訳は、公明3人、共産2人、自民1人、無所属14人。旧市町村別では田辺市が16人、大塔村、龍神村、中辺路町、本宮町が各1人。