和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年06月13日(日)

アユ解禁前に川の安全願う 昨年6人水難死の日置川

日置川の前で営まれた水難安全祈願祭(9日、和歌山県白浜町安居で)
日置川の前で営まれた水難安全祈願祭(9日、和歌山県白浜町安居で)
 アユ釣りの解禁(26日)を前に和歌山県の日置川漁協は9日、白浜町の「安居の渡し場」付近で安全祈願祭を営んだ。日置川では昨年の解禁日以降に水難事故で計6人が死亡したことを受けて、釣りや川遊びに来る人の安全を願った。

 日置川では昨年、アユ釣りの男性が川に流されたり、川遊びに来ていた人が溺れたりする水難事故が4件発生した。今回、このような事故が起きないよう、安全祈願祭を実施することにした。

 この日は、漁協の役員や組合員、地域住民ら約20人が出席。弓矢八幡宮(白浜町大古)の林丈嗣宮司が祝詞を奏上するなどの神事を営んだほか、神楽の奉納もあった。

 日置川漁協の中垣剛組合長(70)は「日置川には家族連れで遊びに来る人も多い。アユ釣りや川遊びに来てくれた人が安全に楽しんでもらえるよう、今後も祈願祭を続けていきたい」と話した。