和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年09月21日(月)

外来カミキリを調査 みなべ町内で日高地方連絡会議

クビアカツヤカミキリの被害の痕跡がないか、サクラの木を確認する調査員(27日、和歌山県みなべ町東神野川で)
クビアカツヤカミキリの被害の痕跡がないか、サクラの木を確認する調査員(27日、和歌山県みなべ町東神野川で)
 梅やサクラ、モモなどバラ科の樹木を食べ荒らす外来昆虫のクビアカツヤカミキリを警戒し、行政やJAなど関係機関でつくる和歌山県の「日高地方クビアカツヤカミキリ連絡会議」は27日、みなべ町内で発生確認調査をした。7月8日まで、御坊・日高の市町で調査する。

 調査は昨年からしており、今年も1回目として5月下旬から6月上旬にかけて実施。今回が2回目で、3回目は7月下旬から8月上旬にかけて予定している。

 県内では2017年、かつらぎ町で成虫1匹が捕獲された他には確認されていないが、梅の産地で発生した場合には産業への影響が大きいため、日高地方の関係機関が連携し、情報共有体制の整備を目的に連絡会議を6月3日に設置。調査の他、啓発などに取り組んでいる。

 27日の調査前には、県うめ研究所職員が成虫や、ふんと木くずが混じった「フラス」のサンプルを調査員に見せて説明した後、町内20カ所のサクラを調べて回り異常がなかった。