和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年06月22日(火)

獨協大学経済学部の学生らが草加市在住の外国人向け災害対策情報冊子を作成 -- 災害時における共生の大切さを伝える



獨協大学(埼玉県草加市/学長:山路朝彦)経済学部 高安健一ゼミ(開発経済学)の「災害と共生2020チーム」はこのたび、外国人向けの避難所マニュアル『草加の絆は命を守る~よつはちゃんと避難所を学ぼう~』(A5判、42頁、フルカラー)を発行した。これは、草加市に居住する外国人向けに避難所などの地域の災害対策をまとめたもので、「やさしい日本語」を使い、防災情報について分かりやすく説明。避難所での気遣いやコミュニケーション支援などについても触れられており、地震や台風などの災害が多い日本において「共生」の大切さを伝える内容になっている。




 2021年3月現在、草加市には埼玉県で5番目に多い約7,500人の外国人が居住しており、同市役所では国際相談コーナーを設置し、生活支援や交流事業などを行っている。
 こうした中、獨協大学経済学部高安ゼミの「災害と共生2020チーム」は、外国人向けの災害対策情報冊子『草加の絆は命を守る~よつはちゃんと避難所を学ぼう~』を制作。学生らが自費で印刷した500部が同市役所内国際相談コーナーで配布されているほか、草加市役所のウェブサイトからPDF版をダウンロードすることができる。

 「災害と共生2020チーム」は2020年5月、高安ゼミの3年生(当時)5人で結成された。コロナ禍により対面での活動が制限される中、情報通信機器を駆使しながら草加市危機管理課や草加市社会福祉協議会などと連携してプロジェクトを展開。埼玉県国際課の作成した「やさしい日本語」(書き言葉)を参考に、災害時に避難するうえで必要な準備や避難所での生活、避難所における感染症対策などについて分かりやすく説明した冊子を作成した。

◇冊子作成にあたり工夫した点
(1)「やさしい日本語」を使った文章
 市内に居住する外国人の大半が非英語圏出身者ということもあり、英語ではなく日本語で作成しました。作成にあたっては、埼玉県国際課の作成した「やさしい日本語」(書き言葉)を参考にしました。
(2)読者の行動変容を促す構成
 オリジナルキャラクター「よつはちゃん」を登場させ、「知る」「学ぶ」「動く」の3つのパートに分け、ストーリー仕立て必要な情報が得られる展開にしました。
(3)わかりやすさ
 避難所で掲示されるピクトグラムの一覧、災害時に使われる日本語の解説、草加市作成のハザードマップなどのほか、イラストや写真も使用し、わかりやすい冊子にしました。

◇山崎真優さん(経営学科4年、プロジェクト・リーダー)のコメント
 メンバーにとって異文化理解や多文化共生について学ぶ貴重な機会となりました。
 プロジェクトを進めるにあたり、草加市在住外国人と市民の「共生」を日頃から育んでおくことが、災害時の円滑な助け合いに不可欠と考えました。
 また、コロナ渦において震災や洪水が発生した場合の避難所運営のあり方を現実的な課題としました。作成した冊子が、読者が災害や共生について考えるきっかけになることを願っています。私たちの活動に協力してくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。

●『草加の絆は命を守る~よつはちゃんと避難所を学ぼう~』PDF版
 http://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1004/yotsuhatyan1.pdf



▼本件に関する問い合わせ先
獨協大学経済学部教授
高安健一
住所:埼玉県草加市学園町1-1
メール:takayasu77@dokkyo.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/



プレスリリース詳細へ https://user.pr-automation.jp/r/47522
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