和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2020年02月25日(火)

旅行事業売り上げ過去最高 外国人客増で熊野ビューロー

田辺市ツーリズムビューロー旅行業務取り扱い状況
田辺市ツーリズムビューロー旅行業務取り扱い状況
 和歌山県の田辺市熊野ツーリズムビューローの2018年度の旅行事業売上高が過去最高の4億4283万円となった。4億円を超えたのは初めて。前年度を7886万円(21・7%)上回り、7年連続で増加した。11年度に比べ、10倍以上に増えている。

 売上高アップの要因は外国人客の増加。利用者は前年度より1352人多い9330人で、延べ宿泊者数は3334人多い1万9809人となった。

 ビューローの予約システムを利用した外国人客は1人当たり平均単価2万8958円で国内客の2倍近い。平均宿泊数も2・91泊と国内客より1泊以上長く滞在。外国人客の動向が売上高に直結している。

 また、JR紀伊田辺駅前の商店街にある旅行支援拠点「熊野トラベル」で、事前準備なしで訪れた旅行者の当日の宿泊予約に対応できるようになった影響もある。535人が同店を通じて宿泊した。

 受け皿となる契約宿泊施設も増えている。18年度の契約は147施設で、前年度より21施設、2年前から41施設増えた。田辺市街地ではゲストハウスの開業が相次いでいる。