和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

組合長ら全役員辞任 和歌山南漁協、不正受給で引責

補助金などの不正受給問題を受けて役員全員が辞任した和歌山南漁協の本所(和歌山県田辺市江川で)
補助金などの不正受給問題を受けて役員全員が辞任した和歌山南漁協の本所(和歌山県田辺市江川で)
 和歌山南漁協(本所・和歌山県田辺市)の本年度の総代会(非公開)が6月29日、田辺市内であり、榎本秀春組合長(86)が、自身を含む役員12人全員の辞任を報告した。田辺市や白浜町から補助金などを不正受給していた一連の問題を受けた。

 辞任したのは理事9人と監事3人。役員の任期は3年間で、いまの任期は、あと1年あった。榎本氏は同漁協が発足した2007年4月から組合長を務めていた。

 取材に応じた榎本氏によると、総代会の冒頭、榎本氏は「組合員に苦しい思いをさせて申し訳ない。本日をもって(役員)全員が辞任させていただく」との内容を説明した。辞任は総代会に先立って開いた理事会で満場一致で決めたという。「全員が(問題を)真摯(しんし)に受け止めた結果だと思う」と語った。