和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月18日(日)

運転免許の返納制度説明 田辺商議所でセミナー

【田辺商工会議所が主催した、運転免許の自主返納に関するセミナー(17日、和歌山県田辺市新屋敷町で)】
【田辺商工会議所が主催した、運転免許の自主返納に関するセミナー(17日、和歌山県田辺市新屋敷町で)】
 和歌山県田辺市新屋敷町の田辺商工会議所で17日、運転免許の自主返納などに関するセミナーがあった。田辺署の浅川博之交通課長(43)が講師を務め、高齢者の交通事故の特徴や、免許の返納制度について話した。


 田辺商工会議所が主催した。この日は、田辺市やその周辺町の商工業者ら27人が参加した。


 浅川課長は、高齢者(65歳以上)の交通事故の特徴として、原因が「安全不確認」や「前方不注視」、前の車に追突するなど「動静不注視」、ブレーキやハンドル操作の誤りが多いことを説明。また、和歌山市では年間100日、片道5キロタクシーを利用した料金の方が、軽乗用車の年間維持費より安いとする県警本部の調査結果も紹介した。


 運転免許の自主返納制度についても、身分証明書として利用できる「運転経歴証明書」が発行でき、昨年田辺署管内では287人が免許を返納していることなどを説明。「視覚機能の低下など、加齢による身体の衰えは避けられない。免許を返納する人は増えており、1件でも事故が減るよう、制度を周囲にも紹介してもらえたら」と呼び掛けた。