和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月24日(月)

災害危険情報を充実 和歌山県「避難の参考に」

土砂災害警戒情報や河川雨量情報の充実について説明する仁坂吉伸知事(2日、和歌山県庁で)
土砂災害警戒情報や河川雨量情報の充実について説明する仁坂吉伸知事(2日、和歌山県庁で)
 和歌山県は2日、ホームページに掲載している大雨などによる河川氾濫や土砂災害の危険度情報を充実させたと発表した。土砂災害の危険度では、従来の5キロ四方単位から1キロ四方単位に情報を詳細化。河川雨量は地域住民の要望を受け、他県が管理する上流域についても分かるようにした。県は「分かりやすく情報を提供するので、避難行動の参考にしてほしい」と呼び掛けている。

 「土砂災害警戒情報」と「県内河川雨量情報」は、県のサイト「防災わかやま」トップページ左上の「観測情報等」から入れる。

 「土砂災害警戒情報」は地図上をクリックすると、その地域の地質情報などを加味して、土砂災害の警戒レベルや累積雨量、避難判定図などが表示される。情報はこれまで約5キロ四方単位だったが、今回、気象庁から詳細なデータが提供されることになったのを受け、約1キロ四方単位に変更。また、地図も道路や住宅など詳細に表示されるようにした。

 「河川雨量情報」では地図上のダムをクリックすると、水位や流入量、放流量の推移、カメラ画像などが閲覧できる。河川観測地点をクリックすれば、水位の現状値や推移、監視カメラ画像などが閲覧できる。

 県は今回、河川の監視カメラ設置地点を44カ所から86カ所に倍増し、水位計も79カ所から85カ所に増設。熊野川や北山川、紀ノ川の上流に当たる奈良県32カ所、三重県9カ所の雨量計も新たに表示できるようにしたほか、潮位情報についても、気象庁のサイトを利用して6カ所分が把握できるようにした。

 これまでスマートフォンでも閲覧できたが、スマホ専用のサイトも新設。またスマホ用アプリ「県防災ナビ」にも河川水位や土砂災害の危険度情報などを即時に表示できる機能を追加した。