和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月04日(土)

熊野古道を道普請 那智勝浦の観光ホテル社員

熊野古道の道普請に取り組む浦島観光ホテルの社員(和歌山県那智勝浦町南平野で)
熊野古道の道普請に取り組む浦島観光ホテルの社員(和歌山県那智勝浦町南平野で)
 和歌山県の那智勝浦町や田辺市本宮町でホテルを展開する「浦島観光ホテル」(三重県紀宝町)の社員が6月30日、那智勝浦町南平野の熊野古道・かけぬけ道で道普請に取り組んだ。古道を実際に歩きながら、石段に積もった落ち葉を取り除いて歩きやすくした。

 浦島観光ホテルでは、環境や地域貢献、働きやすい職場づくりをテーマにした部会を社内で1月に立ち上げて、SDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みを進めている。部会に参加する社員からの発案を受けて、今回の道普請を企画した。これまでも清掃活動や植樹、古着の寄付などをしてきたという。

 この日は、ボランティアで集まった社員16人が参加。県世界遺産センターや県教育委員会、那智勝浦町教育委員会などの職員と共に、熊手やほうきを使って古道約100メートルの落ち葉を取り除いた。

 那智勝浦町勝浦のホテル浦島で働く尾﨑世奈さん(30)は「石段が湿っていて滑りやすく、落ち葉も多くて大変だったけど、きれいになって歩きやすくなったと思う。地元にある熊野古道を、もっといろんな人に歩いてもらえたら」と話した。