和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年08月18日(日)

核のごみ中間貯蔵施設造らせない 白浜で住民団体設立へ

 和歌山県白浜町の日置川地域の住民有志が29日、原子力発電所から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設を地元に造らせないための団体をつくる。井澗誠町長は受け入れについて否定的な姿勢を示しているが、団体事務局の冷水喜久夫さん(67)=白浜町大古=は「候補地になる可能性はあると考えている。反対の声を広げていきたい」と話している。


 団体は「核のゴミはいらん日置川の会」。約60人が会員になり、うち6人が共同代表に就く予定で、今後は、講演会や署名集めなどの活動を考えているという。


 中間貯蔵施設については、関西電力が「2018年中に計画地点を示す」との方針を昨年11月に表明している。


 冷水さんによると、日置川地域では関電や関連会社が沿岸部に広大な土地を所有しているとして、一部住民は「施設ができるのでは」と疑念を抱いている。関電は現時点で、具体的な地域名は挙げていない。


 設立総会は29日午後1時半から、白浜町日置の日置川拠点公民館で開く。終了後(2時ごろから)は、原発に反対する団体「美浜の会」の小山英之さん(78)=堺市=が「中間貯蔵施設とは何か」と題して講演する。