和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月19日(木)

飲酒運転撲滅へ 田辺署、駅前で大規模検問

JR紀伊田辺駅前に車を誘導し、ドライバーが飲酒運転をしていないかを確かめる和歌山県警田辺署員(5日午後11時15分ごろ、和歌山県田辺市湊で)
JR紀伊田辺駅前に車を誘導し、ドライバーが飲酒運転をしていないかを確かめる和歌山県警田辺署員(5日午後11時15分ごろ、和歌山県田辺市湊で)
 夏季のレジャーシーズンを前に和歌山県警田辺署は、飲酒運転の取り締まりを強化している。5日夜は、田辺市湊のJR紀伊田辺駅前で大規模な検問を実施。近くの飲食街「味光路」から出る車両を駅前に誘導し、飲酒運転をするドライバーがいないかを確かめた。

 田辺署の交通課や地域課、県警交通指導課などから計25人が参加。午後9時ごろから、味光路から市街地や田辺バイパスに通じる抜け道を全て封鎖し、複数箇所で同時に検問をした。

 午後11時からは、味光路付近の駐車場から出る車を全て駅前に誘導。午前0時ごろまで、1台ずつ署員がドライバーに声を掛けて、酒を飲んで車を運転していないか確かめた。

 検問では、酒気帯び運転を1件検挙した。検挙した車には同乗者がいて、ドライバーが酒を飲んでいると知っていたとみて、同乗者の道路交通法違反も視野に捜査を進めるという。

 道交法では飲酒運転に厳しい罰則が定められている。運転免許の停止や取り消しといった行政処分も受けることになる。田辺署の大江澄享交通課長(40)は「いまだ飲酒運転は、ばれなければいいと思っている人がいるということを痛感する。飲酒運転の撲滅に向けて、検問など地道な取り締まりを徹底していく」と話した。

 県警によると、昨年県内であった飲酒運転による交通事故は30件。うち死亡事故は2件だった。