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2019年09月18日(水)

檜扇を蔵出し 速玉大社、14日に扇立祭

扇立祭に向けて蔵出しされた檜扇のほこりを払うみこ(8日、和歌山県新宮市で)
扇立祭に向けて蔵出しされた檜扇のほこりを払うみこ(8日、和歌山県新宮市で)
 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社(上野顯宮司)は8日、14日に営まれる「扇立祭(おうぎたてまつり)」に向け、神前に立てる「檜扇(ひおうぎ)」の蔵出しをし、みこがほこりを丁寧に払った。

 扇立祭は神前に立てた檜扇に神が降臨し、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う神事。

 熊野速玉大社によると、国宝となっている檜扇18握(あく)のうち10握と、重要文化財の1握を大社が所蔵。いずれも室町時代の作とされ、ヒノキの薄い板の木目の美しさを生かし、彩色や金箔(きんぱく)、銀箔(ぎんぱく)によって花鳥風月を表現しているという。

 扇立祭で使う扇は1964年に模写をして実物よりも大きく作ったもので、高さ1・5メートル、幅1・65メートルの扇1握を本殿に、高さ0・8メートル、幅1・3メートルの扇6握を各社殿に立てる。

 14日は午後5時半から檜扇を開帳。ミス扇コンテストや歌謡ショーなどを予定している。