和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月20日(月)

「銀河」運行始まる JR西の観光列車、京都―新宮間で

新宮駅で、運行が始まって第1号の「銀河」を出迎える関係者ら(17日、和歌山県新宮市徐福2丁目で)
新宮駅で、運行が始まって第1号の「銀河」を出迎える関係者ら(17日、和歌山県新宮市徐福2丁目で)
 京都―新宮駅間を走行するJR西日本の観光特急列車「WEST EXPRESS(ウエスト エクスプレス)銀河」の運行が16日、始まった。第1号となる列車が到着した和歌山県の新宮駅では、地元の有志や関係者が駆け付けて歓迎した。


 紀南の各停車駅では、景勝地を見たり、地元特産品を味わったりする「おもてなし」を用意している。串本駅で橋杭岩、周参見駅では海岸の景色を楽しんでもらうほか、カツオの刺し身やクジラの竜田揚げなど地元食材を使った食事、特産品の販売などもある。

 17日、「銀河」が到着した新宮駅(新宮市徐福2丁目)では、平安衣装を着た市観光協会職員やゆるキャラ、有志で歓迎に駆け付けた地元の子どもたちが列車を出迎えた。同市の熊野速玉大社が提供した「梛の葉」を乗客に配布したほか、特産品も販売した。

 旅行のため「銀河」を利用した会社員、八幡一世さん(57)=神戸市=は「新型コロナウイルスの対策をしっかりしてくれていたので、安心して乗ることができた。各地のおもてなしが気持ちよく、食べ物もすごくおいしかった。紀南に来るのは久しぶり。これから和歌山を楽しみたい」と話した。

 「銀河」は、県や紀南7市町村(すさみ町―北山村)からの要望を受けて紀南方面への運行が決まった。京都から新宮の列車は夜行で、新宮から京都へは昼行。16日夜の京都発新宮行きの列車から運行が始まり、12月22日まで1週間に2往復する。

■運行記念しスタンプラリー

 県と7市町村が加盟する銀河受入協議会(会長・田岡実千年新宮市長)は、「銀河」の運行開始に合わせてスタンプラリーを始めた。7市町村でスタンプを集めた人の中から、抽選で35人に地域の特産品を贈る。

 スタンプを設置しているのは、すさみ町観光協会と南紀串本観光協会、古座川町観光協会、太地町観光案内所、那智勝浦町観光案内所、新宮市観光協会、北山村観光センターの7カ所。全てのスタンプを重ねて押印することで、一つの絵柄が完成する。

 期間は来年1月10日まで。台紙はスタンプ設置場所や市町村の観光担当課、東牟婁振興局企画産業課で配布している。問い合わせは、新宮市商工観光課(0735・23・3333)へ。