和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月07日(火)

和歌山県誕生150年を祝う 作家の辻原さんら招き9月に式典

(左から)辻原登さん、御厨貴さん
(左から)辻原登さん、御厨貴さん
 和歌山県が誕生して今年で150年となることから、県は9月25日に和歌山市の県民文化会館で記念式典を開く。東京大学・東京都立大学名誉教授の御厨貴さんや印南町出身の芥川賞作家辻原登さんが講演する。県の歴史を振り返るとともに、未来を考える機会にしたいという。


 いまの和歌山県は1871(明治4)年11月22日、和歌山、田辺、新宮の3県が統合して誕生した。県は条例で、11月22日を「ふるさと誕生日」に指定している。

 御厨さんは「和歌山の近代150年を問う」、辻原さんは「わが生地、わが聖地・熊野」を演題に記念講演。橋本市出身で女性ソロ尺八奏者の辻本好美さんと、和歌山市出身で世界で活躍するピアニストの中谷政文さんが、昨年の県文化表彰受賞の記念演奏をする。

 150年の歴史を振り返る映像を上映するほか、県作文コンクール最優秀賞受賞の小中高校生3人が「未来へのメッセージ」をテーマにした作文を朗読。会場前では、県が優良産品と認定した「プレミア和歌山推奨品」など、県産品の販売もある。

■観覧者を募集

 県は記念式典の観覧者を募集している。無料。申し込み締め切りは8月20日。定員1800人で、希望者が多い場合は抽選する。

 応募方法など詳細は専用のウェブサイトで紹介している。問い合わせは土日曜・祝日を除く午前10時~午後6時に「和歌山県誕生150周年記念式典事務局」(073・455・5721)へ。

■田辺などで巡回展

 このほか、11月19~22日は県民文化会館特設展示室で、パネル展示や映像の上映がある。田辺市新庄町のビッグ・ユー(8月25~31日)、新宮市佐野3丁目のスーパーセンターオークワ南紀店(9月1~7日)など、県内10カ所での巡回パネル展もある。