和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

自走草刈り機やアシストスーツ スマート農機を実演

梅畑で使うことを想定したリモコン式自走草刈り機(9日、和歌山県みなべ町東本庄で)
梅畑で使うことを想定したリモコン式自走草刈り機(9日、和歌山県みなべ町東本庄で)
 リモコン式の自走草刈り機やコンテナの上げ下げを補助するパワーアシストスーツなど、4種類の農作業用機械の実演展示会が9日、和歌山県みなべ町東本庄の県うめ研究所であった。農業の労働力不足を背景に県は、ICT(情報通信技術)やロボットなどの技術を農業に取り入れる「スマート農業」を推進。みなべ町内と上富田町内の園地で実証もして、機械化による一貫作業体系の確立を目指す。

 リモコン式自走草刈り機による除草、リモコン式運搬車による果実の運搬、遠隔操作による自動かん水のほか、梅園ではパワーアシストスーツによる果実運搬、肥料散布機による施肥、ミカン園ではドローンによる農薬散布をする。

 うめ研究所の畑では、リモコン式自走草刈り機の実演があり、参加者は、職員がリモコンで操作して梅畑の草を刈る様子を興味深く見守った。うめ研究所によると、リモコン式自走草刈り機は100万円以上するという。

 倉庫内では、パワーアシストスーツを着用して梅の実が入ったコンテナを持ち上げるなどの実演があった。スーツの自重は4・7キロ。着用した時に感じるスーツ自体の重さはなく、スーツに付くモーターの力の助けで、20キロのコンテナを持つ場合に作業者の負担は10キロに軽減されるという。