和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月09日(木)

「教育に新聞」の取り組み紹介 県NIE推進協が実践報告会

NIEの取り組みをオンラインで報告する周参見中学校の谷口祐也教諭(27日、和歌山県すさみ町周参見で)
NIEの取り組みをオンラインで報告する周参見中学校の谷口祐也教諭(27日、和歌山県すさみ町周参見で)
 教育に新聞を活用する取り組み「NIE」の実践報告会(和歌山県NIE推進協議会主催)が27日、オンラインで開かれた。取り組んだ学校の担当教員らが参加した。

 報告会は新型コロナウイルス感染対策のため、ウェブ会議システムを使って開催。和歌山大学教育学部付属小学校(和歌山市)、吉備中学校(有田川町)、周参見中学校(すさみ町)、串本古座高校(串本町)の4校の教員がそれぞれの場所から実践報告をした。

 周参見中(すさみ町周参見)の谷口祐也教諭(27)は学校の教室から参加。「SDGs(持続可能な開発目標)」の視点を取り入れた新聞記事の紹介、「いっしょに読もう!新聞コンクール」への参加などを通じて、生徒たちの新聞への興味が深まったことを紹介した。

 取り組みの成果については「SDGsと関連付けることで、多面的・多角的に内容を捉え、持続可能な社会の実現について考えることができた」「(新聞コンクールの取り組みでは)読み取る力や書く力を養うことができた」などと話した。

 今後については「各教科や各学年にさらなる新聞の活用を呼び掛け、新聞の教材化や継続的な取り組みができる仕組みを作っていきたい」と述べた。

 4校による実践報告の後は、小中学校、高校の各部会に分かれて意見交換をした。最後に、県NIE推進協議会会長で和歌山大学教育学部教授の舩越勝さんによる講話もあった。