和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年07月22日(月)

花火大会の渋滞緩和へ 白浜町と民間企業が連携

渋滞発生区間
渋滞発生区間
 和歌山県白浜町は今夏、民間企業などと連携し、町内や周辺の交通渋滞対策に乗り出す。混雑が予想される2度の花火イベントを念頭に、通行料金が無料の紀勢自動車道の利用を促したり、臨時駐車場の場所や利用状況などを発信したりすることで、渋滞を緩和させたいという。

 対策を講じるのは、町と、南紀白浜空港(白浜町)を運営する「南紀白浜エアポート」、全国で交通対策を担う「オリエンタルコンサルタンツ」(東京)。3者は11日に会見した。1日には渋滞緩和に向けて協働で取り組む覚書を交わした。「白浜花火フェスティバル」がある7月30日と「白浜花火大会」が開かれる8月10日を中心に取り組む。

 対策は、白浜町まで▽町内▽花火終了後―の3項目に分けて検討した。昨年8月10日の花火大会時の交通量のデータから、県道南紀白浜空港線の利用をいかに分散できるかが鍵になるとみている。

 「白浜町まで」では、紀勢道を通って南紀白浜インターチェンジ(IC)で降り、県道フラワーラインを走ってもらうよう、阪和自動車道に横断幕を張ったり、白浜観光協会のホームページ(HP)でその経路を紹介したりする。花火の当日は、混雑具合が分かるよう、南紀白浜空港線とフラワーラインに設置するライブカメラの映像もHPで見られるようにする。

 「町内」の混雑は、駐車場への入庫待ちや、駐車場を探して回る車による混雑が起きていると分析。臨時駐車場となる旧空港跡地への案内看板を分かりやすい地点に置くほか、熟練した誘導員を配置することでスムーズな駐車につなげるとしている。案内がうまくできないと、収容台数が減ることがあるという。

 「花火終了後」は、特に混雑が予想される。このため、花火見物で白良浜を訪れた人たちに「混雑が予想される」と放送で呼び掛け、分散をお願いする。周辺の店舗への立ち寄りも促す。臨時駐車場の出口には、南紀白浜ICまでの所要時間や、南紀白浜空港線が混雑することを知らせる看板も設けるという。