和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年09月20日(金)

アウトドア関連なくなり大幅減 串本町のふるさと納税

和歌山県串本町のふるさと納税返礼品カタログ
和歌山県串本町のふるさと納税返礼品カタログ
 和歌山県串本町の2018年度のふるさと納税額は2億9497万4千円(4333件)で、過去最高だった17年度の4億5873万2561円(5698件)を大きく下回った。制度改正で本年度はさらに減額が見込まれており、町担当課は歯止めをかけるため新たな返礼品を検討している。

 17年度より大きく減少したのは、過度な返礼品競争を抑制するために国が出した自粛通知に沿って、返礼品を見直したため。町は、返礼品の約9割を占めていたアウトドア用品製造・販売会社「モンベル」(本社・大阪市)のポイント引き換えチケットを一時中止とした。

 6月1日からは、返礼品を寄付額の3割以下の地場産品に限定する新制度が始まっており、モンベルの返礼品は自粛ではなく、制度上使用できなくなっている。町企画課によると、本年度に入って4~6月の3カ月の寄付金は482万円(79件)で、前年度同期間の約1億5千万円を大幅に下回っている。

 町が現在扱っている返礼品は地元海産物、ポンカンジュース、和菓子、ダイビング・カヌー・沖釣り体験など。干物、イセエビ、マグロ、紀州梅真鯛梅などの人気が高い。町企画課は、10月に新しくする返礼品カタログに合わせて、新たな返礼品を開発する予定で、現在、県内他市町村と協力しての返礼品を検討している。