和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年07月16日(火)

「髪の寄付」協力呼び掛け 白浜南ライオンズ

啓発ポスターを持つ浦吉彦会長(右)と寄付する髪を持つ成瀬洋子さん=和歌山県田辺市南新町で
啓発ポスターを持つ浦吉彦会長(右)と寄付する髪を持つ成瀬洋子さん=和歌山県田辺市南新町で
 和歌山県白浜町の白浜南ライオンズクラブが、髪を失った子どもたちに医療用ウィッグを贈る「ヘアドネーション(髪の寄付)」の啓発に取り組んでいる。髪を提供してくれる人を募っている。

 全国のライオンズクラブが2018年7月から取り組んでいる活動。小児がんなどの治療や外傷など、何らかの事情で頭髪に悩みを抱える子どもたちに、ヘアドネーションによる献髪で作ったウィッグを無償提供しているNPO「ジャパンヘアドネーション&チャリティー」(事務局・大阪市)を通じて、ウィッグを贈る活動をしている。

 提供を呼び掛けているのは15センチ以上の髪。髪を完全に乾燥させた状態で切るなど、ヘアドネーションのルールを守れば、髪質や年齢、性別などは問わない。

 このほど、白浜南ライオンズクラブの呼び掛けに応じて、田辺市南新町の美容室「サロンナルセ」が、白浜町内の40代女性と田辺市内の小学1年生女児から提供された髪を同クラブに寄付した。

 同店の理美容師、成瀬洋子さん(48)は「長い髪のお客さまにはヘアドネーションについて説明することもある。活動に賛同して、髪を伸ばしてくれている人もいる」と話す。サロンナルセを含む県美容業生活衛生同業組合の加盟店約300店はヘアドネーションの賛同店で、ヘアドネーション用のカットに対応しているという。

 白浜南ライオンズクラブの浦吉彦会長(52)は「ヘアドネーションを広く知ってもらい、活動の輪を広げたい。ウィッグを待っている間に亡くなってしまう子どももいると聞いた。迷っている人はぜひ協力してほしい」と呼び掛けている。

 問い合わせは、最寄りのライオンズクラブか白浜南ライオンズクラブ(0739・33・7395)へ。