和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2019年07月16日(火)

紀南で有力選手育つ 社会人パワーリフティング

トレーニングに励む橋本厚平さん(左)と、佐藤修平さん=和歌山県上富田町朝来で
トレーニングに励む橋本厚平さん(左)と、佐藤修平さん=和歌山県上富田町朝来で
 和歌山県紀南地方でパワーリフティングの有力な社会人選手が育っている。4月にあった県大会では、ともに初出場のトレーニング施設トレーナー、佐藤修平さん(26)=上富田町南紀の台=が優勝、支援学校講師、橋本厚平さん(28)=同町朝来=が別の階級で準優勝の成績を残した。県の競技人口は少なく、競技関係者からも期待の声が上がっている。

 パワーリフティングはウエートリフティングと違い、バーベルを持って屈伸をする「スクワット」、あおむけで持ち上げる「ベンチプレス」、床から引き上げる「デッドリフト」の3種類の合計重量を競う。2015年の「わかやま国体」以降、国体の公開競技にもなっている。

 全国には社会人選手が2千人以上いるとされ、競技人口の年代も10~80代と幅広い。だが、県パワーリフティング協会によると、県内の登録選手は40人ほど。選手層も薄く、紀北に比べると紀南地方は特に選手が少ないという。

 大会は体重ごとに階級があり、4月に和歌山市であった県大会に66キロ級で出場した佐藤さんは、計365キロの記録で優勝した。

 橋本さんは、同施設の利用者で、佐藤さんに誘われて大会に出た。初めての大会だったが、最も選手層が厚いとされる83キロ級で全国レベルに届く計505キロを記録し、準優勝した。県パワーリフティング協会の理事も「全国レベルで活躍できる逸材」と太鼓判を押す。