和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年05月22日(日)

ジョッキの灯籠も 龍神温泉街で夏の観燈祭

店先に登場した、ろうそくをともしたグラス(10日、和歌山県田辺市龍神村龍神で)
店先に登場した、ろうそくをともしたグラス(10日、和歌山県田辺市龍神村龍神で)
観燈祭の様子を撮影する龍神観光協会の職員
観燈祭の様子を撮影する龍神観光協会の職員
 和歌山県田辺市龍神村龍神の龍神温泉街を中心に、ろうそくをともした灯籠などを並べる「2021夏の観燈祭(かんとうさい)」が15日まで開かれている。10日は、主催する龍神観光協会の職員が、写真共有アプリのインスタグラムに投稿するため撮影をした。

 観燈祭は、宿泊施設や店の軒先に灯籠を並べるライトアップイベント。これまで冬季に開いていたが夏季は初めて。温泉に入浴した宿泊客らが、夕涼みがてら散策して楽しんでいる。願い事を書くことができるようにシールを貼った灯籠もあり、観光客らが「コロナが収まり楽しく過ごせる日に早く戻るように」「楽しく遊べて旅行ができる日が早く来ますように」などと書いていた。

 温泉街にある土産物店の花屋は、ジョッキを灯籠の代わりに並べた。透明なグラスから、ろうそくの明かりが揺れており、同店の龍神かず子さん(70)は「知人からグラスを譲り受けたので灯籠の代わりにと思った。来年も置きたい」と話した。

 龍神観光協会の若井浩平会長(68)は「夏も楽しんで盛り上げようと開いた。写真に撮ってネット上に公開する人もいる。14日に願い事を書いた灯籠を温泉街近くの日高川河川敷に並べる予定。皆さんの願いを天に向けて届けたい」と話している。